多店舗展開を目指す飲食店へのアドバイスいくつか。

私はラーメンなら太めの玉子麺が好きである。

東京の秋葉原にある
「北海道ラーメン ひむろ」
(2号店のようです)
にて味噌ラーメンを食べた。
(博多一風堂の白い細麺より断然)
うまかった。

ネットで調べたら
2017年3月にオープンしたばかり。
トマトラーメン店の閉店跡地の
「居抜き」物件だという。

地下1階の店舗で
狭い階段をクルリと降りると
食券機がすぐ分かる。

カウンター:6席
4人テーブル:1つ
2人テーブル:2つ

私が食した時は
日本人の男性社員1人
中国人の若いアルバイト男性1人
若い女性(中国人アルバイトかも)1人
計3人で切り盛りしていた。

中国人男性は日本語に苦労していた。
(日本人社員さんよ、食券だから
正しい日本語ができなくても
通じればいいのさ、国際化だよ)

女性の方は洗い物をしていた。
その時「ウォッシャー(食洗器)」
がないことに気づき、
食器1つ1つをスポンジで洗うの大変だぞ
と同情してしまった。
なぜなら私も飲食系仕事での洗い物作業を
ずっとやってきたので分かるから。

フォートップスの社長よ、
食洗器=洗い場のパートさんだと考えたら
店内に食洗器を導入した方が安くつくよ。
テンポスで中古でいいから買って頂きたい。

作業効率の改善は早急にお願いします!!

ひむろ運営会社:㈱フォートップス
(後記:閉鎖されました)

↓この小型タイプが40万円くらいなら安い安い。
https://www.tenpos.com/c/storage20/dish-washer1

ところでテンポスバスターズの創業社長の
森下篤史さんが言っている。

「飲食店の廃業の原因の9割は
ロケーション(場所)のせいだ」と。

上記の「ひむろ 秋葉原店」が
今後いつまで経営し続けられるか
私には分かりません。
地下店舗というのは不利だが、
人通りが多い場所だし、
下記をがんばれば10年はイケるはずです。
ガンバレ!!

私はこのスマホが浸透した時代において
ロケーションよりも口コミの方が
飲食店の優劣を決めると考える。

・食べログのレビュー評価
・芸能人のSNS言及
・友人知人からのオススメ

関東ではUBERイーツという
料理の宅配サービスが急速に浸透中です。
お店に直接行かなくても
スマホで注文すれば、
自分のところまで宅配してくれる。
(ラーメンは伸びてしまうので無理だが)

「ロケーションよりもプロモーション活動が大事」

たとえ立地場所が悪くても、
本当に安心安全で美味しい料理を作り
それをネット上で周知に認知されれば、
小さな飲食店でも売上・利益を出せるということ。
つまり場所のせいにはできないということ。

「いかにして自分の店名や名物料理を覚えてもらうか?」

これが飲食店経営者の最大の課題になりそうです。

その解決策の1つとして
顧客のメールアドレス(リスト)を得るように
あらゆる知恵を絞って下さい。
顧客リストがあればメニューの案内を
定期的に送ることができて
あなたのお店を思い出してくれます。

人間は忘れる生き物。
私も「ひむろ」を忘れるでしょう。
ラーメン屋なら至る所にたくさんあるから。

広告ビラは1回出すのに数万円かかりますが、
メールを送るなら、ほぼタダです。

※リスト取得のためのお金を惜しむな!!

まずは10人でいいから顧客リストを作りましょう。

ここで話が変わって
景気の動向についてになります。
ちょっと気になることを
島倉大輔さんが言っています。

飲食店というのは景気に左右されます。
ものすごく敏感に。

彼が言うには
2008年のリーマンショック
2011年の福島原発事故と津波よりも
2018年の飲食店の倒産件数が多い。

景気は全然良くなっていない。
日本の消費パワーが衰えている!!

私が多店舗展開の「ひむろ」なら
海外進出を視野に入れます。
(特に東南アジア方面)
国際化だから。

すでにアルバイトは外国人に頼っている。
ならば売上・利益も外国人に頼っていい。

ビジネスはロケーションも大事です。

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