既存事業から成長事業へと引っ越しせよ。

アマゾンにて購入された商品が
『カトーレック』という配送業者によって
配送されたことを今日知った。
(今まで意識して見てなかった)

「Amazon.co.jp FBA注文の商品発送のお知らせ」
このメール内に記載されています。

知らない名前だったので会社を調べてみると
顧客満足度の低いとんでもない配送会社でした!

カトーレックの口コミ

何でも千葉県内を専門に配達担当していて
千葉在住の人がよく被害にあっているようです。
(私の商品を買った2人とも千葉の人でした)

カトーレック便を避ける方法は
時間指定かコンビニ受け取りがいいらしい。
(アマゾンセラー側は配送業者を選べません)

カトーレック株式会社
カトーレックの公式サイトです。EMS事業(電子機器製造受託サービス)とロジスティック事業を柱に、ものづくりから物流までサプライチェーンをトータルにサポート。お客様のグローバル戦略を支えます。

香川県高松市創業のカトーレックは
この2つの事業を行なっている。

・ロジスティックス(物流・宅配・倉庫)
・エレクトロニクス(電子部品の製造受託)

海運からスタートした会社で
次に陸運に進出し、
何と1963年には高松にて
大手百貨店の宅配を担当している。

歴史があるのに
何でアマゾンの宅配はお粗末なんだ!?

原因の1つに
千葉県に配送拠点(倉庫)が
2か所しかないこと。

・千葉市若葉区若松町711-1
・市川市高谷新町6-4 DPL市川

ちなみに宅配便首位のヤマト宅急便は

事業所:8000店
従業員:210000人
車両台数:54000台
(国内のみで)

そりゃ小規模のカトーレックの配送が遅れるわけだ。

加藤英輔社長、
アマゾンの宅配業務は撤退した方がいい。
キャパを超えているから。

だがアマゾンが今後10年で廃れることはない。
逆にもっと力を付けてくるでしょう。

なぜなら本場アメリカでは
通販のシェア49%でぶっちぎり1位。
(2019年は38%に下落したとも言う)

Amazon Primeの年会費:119ドル
(日本は4900円)
を払ってでも利用者が離れていかない。

世界にアマゾン網の構築を着々と進めている。

よほどの事件がない限り
アマゾンの勢力は拡大し続けるから。
(eコマース(通販)はもっと拡大する)

私ならアマゾン関連事業は撤退する*が、
もし継続する気があるなら
もっと千葉県に物流拠点を設置すべき。

*撤退する理由は
アマゾンが要求するサービスレベルに
自社を合わせるためには資金が必要だから。
(エレクトロニクス事業だけでも一杯なのに…)

私が宅配業をした方がいいと思う業種がある。
引越し会社です。

・アート引越センター
・アリさんマークの引越社
・サカイ引越センター
・松本引越センター
・ハート引越センター

など中小含め全国に多数ある。

どうしてやらないかというと
1回の配送での利益額が違うから。
宅配業は薄利多売。
キツイですよね。

それでも引越しというニーズは減っていくので
宅配業に参入した方がいいと思う。
もしくは東南アジアに進出してみるか。

高齢化というのは
行動範囲が狭くなる現象でもある。
ということは引越しする人が少なくなる。

逆に通販で買う人は多くなる。
店舗まで買い物に行くのが億劫になるから。

※この現象進行には逆らえません。

私はスーパー大手のイオンや
家具大手のニトリ、
家電量販店のヤマダ電機、
ドラッグストアのマツキヨなどの
実店舗を持った企業は、
アマゾンなどのEコマースによって
ボコボコに淘汰されていくと確信している。
その跡地は倉庫になったり、駐車場になるだろう。
(これは過去記事でも言及済みだが)

「店舗小売の業界天気予報は大雨、台風接近中」

引越し会社はそういう店舗を買い取り
配送センター&倉庫にしてしまって、
今後10年以内に小売業の主流となるであろう
Eコマースに備えておくこと。

モタモタしてると家財道具が濡れて
罰金を払わされることになる。

千葉を襲った台風が直撃するのも時間の問題だ。

今すぐ引越しをしなければならないのは
他ならぬ引越し業者自身なのだ。

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