『ブランド』なき企業は淘汰される。ユニクロの柳井会長が世界戦略を急ぐのもすべて『ブランド』のため。

「なぜ『ブランド』が必要なのか?」

高い利益率を確保できるため。

値下げをし続ければ、いずれ利益圧縮で死ぬ。
(利益が出せない=減給orリストラ→倒産)

値引きでしかお客を引き寄せることができない企業は
いくらまで価格を下げれば気が済むの?と思っている。

最後は発展途上国並みにするしかなくなるね。

昨今ではユニクロの柳井会長が
「ブラック企業」として非難を受けている。

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もし彼が利益のガリガリ亡者ならば、
今のユニクロはない。
なぜなら優秀な社員に恵まれてこそ
東証1部のグローバル企業になれたのだから。
ただ優秀な経営者的人材には恵まれていないのは
致命的だろうね。

「なぜユニクロは疲弊を承知で世界に進出しているのか?」

すべて『ブランド』を浸透させるため。
シャネルやヴィトンのように。

ブランド構築には時間がかかるのが常識だが、
ネットの普及がマスメディアとして
見逃せなくなった今の状況が
グローバル展開を容易にしている。

今しかない。
やるなら今だ。

柳井会長はそう焦っている。
品質と安さで勝負してきたユニクロが、
同じように品質と安さで勝負しているライバル会社に勝つには
『ブランド』しかない。

生き残れるカギとなるのはすべて
『ブランド』にかかっている。
もしブランド構築に失敗したら
企業そのものが無くなる。
そうなれば従業員はどうなる?
もう後戻りはできない。
行くしかない。
ブラックだとか独裁者とか言われても仕方がない。
俺は会社をつぶしてはいけないのだ。
ビジネスは結果がすべて。
従業員のみんな、もう少し我慢してくれ。
(働きながら経営者スキルも身に付けておいてくれ)

経営者は孤独です。
分かってやれる人は少ない。
経営者が少ないもの。特に日本では。

ワンマン経営では限界がある。
どうしても分身が必要。
稲盛会長もそうだったからこそ
「アメーバ経営」を確立できた。
組織のリーダーは参考になると思います。

結論:
ユニクロがブラックであろうとなかろうと
働きたい人だけが働けばいい。

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