タクシー業界のための私からの提言は、ピンチをチャンスに変えろ。

CC便(コストカット便)という
FBA納品専門の代行業者が営業停止した。

私は利用したことがないので詳しくないが、
何でも160サイズの荷物を
たったの950円でFBA納品してくれるサービスで
多くのアマゾンセラーから支持されたが、
昨今の配送業者の運賃値上げで
赤字が拡大したからでしょう。

営業再開はほぼ絶望的だと思う。
なぜならこれから運賃が下がるとは思えないから。

それに加えて私が愛用しているクイックポストも
9月1日から164円→185円に値上げする。

たったの21円かもしれないが
歴史を見ると2014年6月からスタートして
その4年間に1度も値上げしていないことを考えると、
これも日本郵便のキャパオーバーから来る
人件費などのコスト高によるものなのでしょう。

この事柄から逆に言うと
オンラインでの購入をする人が
確実に増えていると言える。

アマゾンや楽天だけではなく
4年前には無名だった
メルカリなどのフリマアプリの登場も
それに拍車をかけた。

この記事を読んでいる
あなたなら理解してくれると思うが
ネットで購入するのと
実店舗に行って購入するのとでは
便利さが全然違うので、
1度でもその味を覚えたら
またネットで買えばいいと脳に刻まれる。

つまりネットショッピング人口は減ることはない。
増えることはあっても減ることはない。

もしそうならば配送料金の値上げは
今後とも起きてくる。

日本人労働者人口の減少傾向は
食い止められないので、
外国人労働者の受け入れを拡大していかないと
運送サービス自体が危機に立たされる。

配送業各社は人材確保のために
その受け入れ体制や運転などの指導・教育に
資金を注入していかないと、
いずれ新手の外国人専任の運送業者が現れて
負けるかもしれない。
度重なる値上げで対応すればそれが隙になり、
そうしたところに新規参入のチャンスを生む。

タクシー会社は
配送業に進出するのもいいのではないか。
もしくはタクシー運転手が
配送業に転職してもいい。
なぜならUBERやLyftのような
配車アプリサービスが出現したから。

何でもアメリカでは
Yellow Cabというタクシー会社最大手が
倒産危機にさらされているそうです。

その理由は3点

・UBERを利用する人が増えたから
(その方が便利で。もう常識になっている)

・運転手がタクシー会社からUBERに流れたから
(その方が儲かる。実入りが80%ならオイシイ)

・副業でUBERをする人が参加してきたから
(いい小遣い稼ぎになります)

※需要と供給がバランスよくあると
これはもうビジネスとして成立しています。

私はアメリカの法律を知らないが
タクシードライバーになるのに
アメリカではライセンスは不要なのでしょう。
(白タクがない)

もし私がタクシー運転手ならば
休日に試しでUBERをしてみます。
なぜなら収入を
1つの会社に依存していては大変危険ですし、
自分で稼ぐ実感・自信を得られるから。

まとめに入ろう。

・配送業界とタクシー業界
・ネット人口増加とアマゾンFBA納品

この2つの点から導き出せる
私のビジネスアドバイスは

「タクシー会社はアマゾンFBA納品専門配送業者になれ」

お届け先であるアマゾンの倉庫は
固定化されている。
あとは大口の依頼主を見つけられたら
安定収入になる。

私がタクシー会社の経営者なら
UBERなどの配車サービスが怖くてたまらない。
ガソリンの値上がりもあることだし
商売替えを真剣に考えます。

大企業の歴史を読むと
ピンチをチャンスに変えてきたからこそ
大きな飛躍ができたのだと分かる。

タクシー会社も変革すべきです。

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