事業規模は友愛目線で決められる。

2006年から放映が続く
『カンブリア宮殿』という
ビジネス系のTV番組があり、
そこにすかいらーくグループの横川社長と
いきなり!ステーキの一瀬社長が出演した。

私は観ていなく
ネットで記事を読んだ程度ですが、
横川社長が一瀬社長に対し
少し批判的だったようです。
要約すると

お客様目線のすかいらーく
VS
企業・経営者の理念目線のいきなり!ステーキ

これを言い換えると
マーケットイン VS プロダクトアウト
のことだとみなしていいでしょう。

私の意見はどちらも正解だと思う。
強いて言うならば
今の外食産業はプロダクトアウト寄りがいいと思う。
それには1つ重大な条件を付けるのだが。

「あなただけのために」(only for you)

目の前にいるあなたを笑顔にするために
どうすればいいのかを全力で思考し観察し
悩みや困り事があれば真摯な姿勢で傾聴し
(まるで自分の家族や恋人を想うように)
トライ&エラーで商品サービスを提案・提供すること。

いきなり!ステーキのペッパーフードサービス
ファミレス業界トップの店舗数を誇る
「ガスト」を所有するすかいらーくも
それはできていない。

横川社長よ、一瀬社長の失敗は他人事ではないよ。
むしろファミレス業界の方が危ない。
統廃合が進むかもしれませんね。

余談だが
イトーヨーカ堂の伊藤雅俊会長が
当時日本一の小売大企業になっても
「いつ潰れるか分からないからな」
と不安を口にしていたらしい。

現在スーパーマーケット業も危ない。
アマゾンが脅威ですから。

飲食系のチェーン企業ならほとんど言えることだが、
入店してオーダーして食べて会計して店を出る。

美味しさはあっても楽しさがない!

これでは利益を出せません。
なぜならどこも似たり寄ったりの味になり、
結局価格競争に陥るから。

儲かるものは即マネされるから絶えず注意を!

すかいらーくグループ
すかいらーくグループの公式サイト

私なら、すかいらーくグループが運営する
ブランドを1つ1つ分社化してしまう。

和洋中それぞれにおいて
顧客や地域などの細かいリサーチが必要ですし、
それぞれ異なる戦略を立てなければいけないから。

社内で経営者的な人材を育成するのは
至難の業になるが、
時間をかけてでもやらなければいけないと思う。

お客に飽きられたら
ファミレス業界1位のガストであっても
いきなり大量閉店になることも起こりえる。

他人は批判対象ではなく、参考資料です。
明日は我が身だと肝に銘じるべきです。

(ガスト跡地がペッパーランチに置き換わるかもね)

ステーキ専門の「ステーキガスト」は現在1店舗。
歴代納税1番の斎藤一人さんが
うつ病の人が肉をむしゃむしゃ食べるのは変だから
現代人はもっと肉を食えと言う。
菜食主義ではこの時代を乗り越えにくい。
肉食系でガンガン食べてバンバン働けと。
だからステーキ店舗をもっと伸ばしたらいかがでしょうか?

株式会社ペッパーフードサービス
おいしい笑顔をおつくりします。たのしい時間をおとどけします。「ペッパーランチ」「炭焼ステーキくに」「かつき亭」「炭焼き牛たん仙台なとり」「いきなりステーキ」のペッパーフードサービスです。

次に一瀬社長にまず言いたいことは
「ステーキは悪くない」ということ。

日本人はステーキを食べる国民。
その証拠にブロンコビリー(135店舗)
ステーキのあさくま(70店舗)
ステーキのどん、フォルクス、ステーキ宮など
全国展開するブランドがある。

「立ち食い」というスタイルも悪くない。
今は着席型に変更されてしまったが、
俺のフレンチは当初は立ち食いスタイルだった。

座らずに立って食べることの何がいけないの?

いきなり!ステーキが失速した理由は何なのか、
一瀬社長は「出店を急ぎ過ぎてしまった」と言う。

それに対して横川社長は
企業側の想いが先行し過ぎて
何かが欠落してしまったからだと言う。

私はどちらとも違う意見を持つ。
企業のHPにある代表挨拶には

高価な料理の代名詞だったステーキを
より多くの人に、お腹いっぱい食べてもらう

そう書かれてある。

日本のステーキの値段は高くない。
この飽食日本で
それくらいの値段も払えない貧乏人は
まだ子供であるか病人か怠け者かのいずれかでしょう。

若者はステーキを高価だと思っていない。
頑張って働いたらいくらでも食べられる。

それでも客足が遠のき、
店舗閉鎖を余儀なくされたということは
別の理由がある。

それはズバリ、
食べるためだけのレストランなんて
楽しくないのです!

一瀬邦夫社長は1942年の戦前生まれ。
物資の乏しい戦後で子供時代を過ごし、
昭和を生きてきた。
だからおいしい料理を腹一杯食べたい願望は
当然のごとくある。

でも今は令和。
平成ですらない。

今の若者は空腹ではなく、寂しい思いを抱いている。
兄弟姉妹のいない一人っ子で
物質至上主義に汚染されている
昭和育ちの親に育てられて、
孤独で窮屈で無目標で生きている。

確かに物質的には豊かになった。
それは昭和に感謝しなければいけない。
がその反動でなおざりにされた精神性が
こんなに求めらている時代はかつてない。

なぜいきなり!ステーキが失速したのか?

『経営者の理念と時代性のミスマッチ』

理念というのはあまり変えてはいけない。
がそれが達成されたら変えなくてはならない。

一瀬社長、ここでもう一度
自身の理念を再考してみてはどうでしょうか?

私が提案させて頂けるなら
「ステーキで素敵な人間関係社会の実現」
とか
「肉食生活で筋肉モリモリハツラツ人生の応援」
などに変えます。

ところでHPを見てみると
店舗ブランドが10個くらいある。
コンセプトが違うことと思いますが、
全部肉料理ですね。

おや?と思ったのが
とんかつの「かつき亭」。
食材のメインメニューがほぼ牛肉なのに
ここだけ豚肉なのはなぜ?
いっそスパッと止めませんか?

注意:私は豚肉も好きです。

それとソースが1つしかない。
牛肉単体での差別化は難しいので
ソースを3種類ほど用意したら
味の変化を楽しめる。

・和風しょうゆ風味
・お好みソーステイスト
・マヨネーズとケチッャプ系

これは各世代ごとに好みが違う。
多くの人の意見を尊重しながら決めるべきです。

加えてポテトが添えられていないのが気になる。
玉ねぎとコーンとブロッコリー。

我々はポテト(じゃがいも)の効能を知らなければいけない。

デンプン質が守ってくれる壊れやすいビタミンC。
摂りすぎた塩分を体外に排泄してくれるカリウム。

ステーキとポテトは合うのです!

15世紀末頃かスペインの航海者が
南米アンデス地方原産のポテトを欧州に伝えた。
当初は観賞用の花だったが、
地中に実ることで栽培のしやすさと
寒冷地域でも育つこと、
戦争と飢饉によって18世紀には瞬く間に広がった。

19世紀半ば英国の圧政に苦しむアイルランドでは
主食のジャガイモが飢饉で取れなくなり
飢えから逃れるために渡米した。
ケネディ大統領の祖先もそのうちの1人。

ジャガイモ無しの欧州史は語れないのです!
牛肉よりもじゃがいもが人類を救っているのです!

確かにジャガは糖質の塊だ。
昨今の糖質制限ブームでは敵だろう。

だが避けるべき糖質を敵視する前に、
我々の食卓事情において
どれほどジャガが人類史に貢献してくれたかを知れ。

「肉は憎くないが
忘恩は憎たらしい」

先祖への恩のためにもジャガを加えてほしい。

一番気になるのが後継者。
ジャパネットタカタと同様に
一瀬社長が前面に出て企業PRをしている。
副社長が誰なのかHPからは分からない。

すかいらーく以上に
早急に経営者的な人材を育てるか、
外部から招き入れるか、
対策を取った方がいい。

相対の席にて
ステーキを切り合って
かぶりついて食べる間柄の
ステキな友はいませんか?

「おまえのために一肌脱ぐぞ」

昭和も平成も令和も関係ない。

あなただけ目線で語り合え、
心いっぱい満たしてくれる真なる仲間と
誰しもがつながっていたい。

日本人は忘れ去られし友愛を求めているのだ。

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