凋落する日本の製造業。派遣労働者がどうして愛車精神を持てるの?

「トヨタ、世界で639万台リコール ヴィッツやRAV4」
(2014/4/9 14:06)

トヨタ自動車は9日、エンジンの始動モーターやエアバッグなどに不具合が見つかったとして、乗用車「ヴィッツ」や「RAV4」、「ポルテ」など約108万5000台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。出火やエアバッグ不作動の恐れがあるとしている。これまでに車両火災が2件起きたが、けが人は出ていないという。

リコールは海外分を含めると計639万台で、各国のルールに従って対応する。トヨタは2012年10月、同社として過去最多の743万台のリコールを世界で実施しており、今回はそれに次ぐ規模とみられる

国交省によると、今回の対象のうちポルテは、エンジンの始動モーターが過剰に回転し、出火する恐れがある。RAV4は配線が切れてエアバッグが開かなくなる可能性がある。ヴィッツは運転席を固定する部品のバネが折れ、固定できなくなる場合があるという。

海外分を含めたリコールの対象はヴィッツと、同じ部品を使う車が計約287万台、RAV4などが計約350万台、ポルテなどが計約2万台。
(以上、日経新聞から)

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こんなハイテクシステム完備の日本のトヨタ工場で、
なぜ重大な欠陥車が流通してしまうのか?

しかも今回だけでなく
2012年10月にも過去最大のリコールがあった。
2年も経っていない内からまたリコール。
『改善』がなっていないではないか。

トヨタの『かんばん方式』とは、
「欲しいものを、欲しい時に、欲しい分だけ」調達する
いわば在庫を抱えないスムーズな製造の流れを目指すもの。

これは労働者にも言える。
必要な時に必要な人数を工場に集める。
つまり派遣労働者を使い捨てのように雇っているということだ。

現在私も派遣として働いている。
大企業でもこのザマでは中小企業ではもう末期だろう。

どうなってしまうのだろうね、日本の製造業は。

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