ラーメン屋さんは単価が低い。
1人当たり1000円以下だろう。
だから店主1人で切り盛りしているか、
多くても店員と合わせて
3名がやっとでしょう。
結論を言うと
ラーメン屋さんは儲からないので
開業してはいけない。
まして借金してまでなんて無謀です。
ですがすでに開業しているオーナーには
そんなアドバイスはどうでもいい。
どうしたら儲けられるかだ。
「会員制システムを導入すること」
これしか方法はないと思う。
あまり難しく考えなくてもよい。
年間費という前払い料金を
支払ってくれた顧客のみが
サービスを受けられるようにすればいいだけのこと。
(年間費は1人5000円以上)
★メリット
・前払いなので資金繰りがしやすい
・顧客管理がしやすい
・顧客数が分かるので在庫ロスが小さい
・見知ったお客なので会話がしやすい
・顔を覚えられているので
マナー違反に遭いにくい。
・なじみ客同士で盛り上がる?
★デメリット
・単品メニューだと飽きられやすい
・会員維持が大変
・会員獲得も大変
メリットの方が圧倒的に大きいですね。
(デメリットの点は会員制でなくてもつきまとう問題です)
もしいきなり会員制に切り替えるのが怖いなら、
一般客と会員との価格や
サービスの違いをメニューに載せたり、
レジ横に案内ビラを置けばいい。
少しずつ認知を広げる。
(会員証の提示なんかスマホ写真で十分)
店側が気を付けることは1つのみ。
『飽きられないこと』
日本人でラーメンが嫌いな人はあまりいません。
(特に男性は)
毎日でも食べたいと思っている人は確実にいます。
会員になる人はそういう人たちなので
そんな麺マニアに気に入られるようなものを作れるかどうか。
できなければ早々にも閉店が望ましい。
苦しい経営なんて嫌なものだから。
●余談
ラーメン屋さんはバカにされやすい。
フレンチや高級日本食レストランでは
態度が大人しいのに
ラーメン屋では態度デカいの。
ナメられたらアカン!!
(以下は面白い記事でしたので抜粋しました)
価格競争や新サービスの誕生で接客業が進化するなか、店員も人の子。好きな客には気分よくサービスできるが、嫌われる迷惑客となると態度にも出るってもの。果たして、[好かれる客/嫌われる客]の基準とはいかなるものなのか?
まずは「ラーメン屋」だ。
客単価が1000円前後のラーメン屋において、客の好き嫌いに直結するのは、やはり利益率。
「トッピングが多いのも儲かるけど、店的に一番ありがたいのは瓶ビールを注文する一人客。待っている間にチビチビ飲んで、ささっとラーメンを食って帰る。客単価は倍近くになるんだからありがたい。もちろん、居着くような酔いどれ客、集団の酒注文は回転率が下がってしまうのでお断りだけどね」(ラーメン屋店主)
では嫌われる客はというと……。特にカウンターだけの回転率重視の店では、店主一人で営業しているため、「作る、下げる意外の余計な作業は煩わしい」とか。
「例えば1万円札の両替なんて参るね。あと一番嫌いなのは領収証を頼んでくる客。書いている間は麺も茹でれないし、湯切りもできないし、完全に手が止まる。オマケにもう一度手をきっちり除菌しなくちゃならない。たくさん飲み食いしたなら仕方ないけど、いちいちラーメンだけで領収書なんか切るなっての!」
かように、特段意識していない行為でもサービスを提供する側にとっては「地雷」になるもの。
◯ 瓶ビールを頼む客
☓ 領収書を頼む客
出典『日刊SPA!』
(以上)
ラーメン屋を志す者なら必ず読むマンガです。
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