失敗していない経営者の会社は滅びる。
今週の『カンブリア宮殿』に出演した マニーという医療器具製造の会社にしても、 先週放映された宅配弁当の玉子屋にしても、 食中毒事件や新分野参入の際に大きな失敗をしている。 今一人勝ちのユニクロにしても 過去にイギリス進出、 有機野菜販売で失敗をしでかしている。 「失敗して痛い目に合わないと解らないんだ」と思う。 痛くない注射針を開発した岡野さんは 「失敗の連続の果てに 成功にこぎつける種が出てくるのだ」 とよく言っている。 「今の大手製造業の技術者は、 失敗したら赤字だの、すぐにお金にならないだの、 いちいち上司の顔色をうかがって 開発しなくてはいけないから、 思い切って挑戦できない環境にある……