ラオス証券取引所が10月に設立されるらしい。

ラオスビールという会社が上場“予定”。
ラオスの代表的な会社はこのビール会社。
他にあるのだろうか?
知っている方があれば是非コメントお願いします。
(tiGOという携帯電話会社が人気があるそうです。上場するか?)

韓国政府が設立に貢献したそうで、
商品先物が上場されるとは聞いた話ですが、
まさか株式会社が上場されるとは驚きました。
最初は10社もないでしょうね。
600万人しかいない人口では他国から勧誘するしかなさそうですが。
タイとベトナム、中国の雲南省あたり、カンボジアから。
でもどの国も証券所はありますのでどうかな…。
もしかしたらミャンマーかもしれない。
政治問題もありますし…ここもどうかな。

外国企業を誘致するには税金を安くするしかない。
ラオスの為政者の皆さん、香港のことを勉強して下さいね。
参考になることがいっぱいあるはずですよ。

(以下)

ラオス証券取引委員会は、株式市場を2010年末までに設立する準備計画の作業を昨日(2009年9月3日)ビエンチャンで開催された委員会第1回会議で承認した。会議は、委員会委員長で常任副首相ソムサヴァット=レンサヴァド氏によって主催され、ほかの高官が出席した。

【コメント】
上場予定企業は7社か?

作業には、証券市場に登録しようとする国営企業と民間企業に助言することが含まれている。ソムサヴァット氏は、ラオス証券取引所設立に応用されうる他国の教訓を研究するように高官に要請した。関連職員に対しては、証券市場に上場する企業の条件のみならず人的資源・株式市場関連規則についても準備するように強く指示した。

成功した株式市場の最も重要な要因は2つあり、その1つは人材であり、もう1つは透明性のある会計であると高官は述べている。また委員会は、ラオス電力(Electricite du Laos)やラオス外商銀行(Banque pour le Commerce Exterieur Lao)を始めとする上場が期待される可能性ある企業7社についても議論した。

設立は年末に延期か?

会議は政府が5月に承認した株式市場設立の政令について草案修正を議論した。それから草案の政令はブアソン=ブファヴァン首相に対して検討と承認のために提出される。また会議では、株式市場を開設するための調整委員会の役割に関する法律が議論され承認された。

なお、証券取引委員会は、株式市場の設立と操業を規制・管理する独立した団体である。

政府は、ラオス企業が資本を利用可能にすることを保証し、将来の経済発展を推進するために株式市場設立を非常に重視している。政府は、ラオス株式市場の設立に協力する覚書を韓国証券取引所と2007年に調印した。

また株式市場には、資本を利用する企業が直面する困難に対応する目的もある。多数の銀行や金融機関がラオスで操業しているが、企業に対して長期の投資資金を提供できない。

株式市場は、第8回党大会決議における2006年から2010年の社会経済発展5カ年計画の最終年である2010年に開設される。2010年までに株式市場が開設される計画は、2007年の国家銀行(中央銀行)会議で承認され、準備がそれ以来進められてきた。

コメント:証券取引所の開設時期が、当初の10月10日から年末に延期されたように受け取れる記事であるが、それはラオスの現状を少しでも知る人は驚くに当たらない。意思決定の遅延は織り込み済みである。現在のラオス株式市場の注目点は、未公開株の取得である。その情報収集力と資金力が要(かなめ)である。安定的な長期株主として経営に貢献する戦略的パートナーをラオス側は当初に求めているのである。

上田義朗さんのブログ(アジアの実学)
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/

ラオス上場予定企業

上場候補企業には、前述のラオス外商銀行(BCEL)に加えてラオス電力(EDL)・ラオ国家石油・第2薬品・ラオ水道・ラオ航空・ラオステレコム・ビアラオ・ラオソフトドリンク(ペプシコーラ)・ダオフォングループ(珈琲・お茶製造販売輸出)などの名前がうわさされています。この中で100%民間企業は最後のダオフォンです。

ラオス証券取引所設立予定2011年1月11日に変更

遅延はアジアにはよくある話らしい。
もしかしたら2011年11月1日か11日に更に遅れるかもしれない。
(1が好きみたい)
どうなるかな?

コメント

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