業界No1の在庫品ぞろえは、業界No1に自身の首を絞める。

2017年の3月に
私は東証1部上場のエイチーム
自転車のEC事業について
下記の提案をしたことがある。
(スルーされたが)

会社のHP:
https://www.a-tm.co.jp/

(以下)

株式会社エイチーム様

僭越ですが貴社の自転車通販について
私の意見を言わせて下さい。

サイマ:
https://cyclemarket.jp/

私は仕入れのある
物販ビジネスに対して否定的です。
なぜなら仕入れ資金が必要だからです。
貴社のサイマは
日本最大級を追求していることから
在庫1万台以上キープのために
仕入れを絶やせません。
その時、現金(キャッシュ)が
先に出て行ってしまい
とても苦しい資金繰りを
いつかは余儀なくされます。

自転車販売はすでにライバルがいるため、
整備士によるチェックや
完成車配送という差別化では
簡単にマネされてしまうので、
今後売上げや利益は先細ることが
容易に推測できます。

売れない在庫は本当に頭痛の種です。
だからついには在庫を
叩き売らざるを得なくなるでしょう。
それに商品保管倉庫も
確保しなくてはいけませんね。

私は現時点行われている
自転車通販のビジネスを
変更すべきだと提案します。

それはどういったものにするのかと言うと
エイチームオリジナル自転車のみを
販売するのです。
その自転車の販売数を
日本一にするのです。
他店の自転車を販売しても
大した利益にはなりません。
ですが自社ブランド商品ですと
利益率は高いです。
中国でOEM生産して
ネットショップにて販売する。
製造注文の依頼をして
中国企業側に購入費用を払いますが、
これでしたら1万台も
常時在庫を持つ必要はありません。

●メリット

・利益率が高い
・自転車アイテムの種類を少なくできる
・だから保管倉庫は広くなくてもよい
・エイチームという社名を宣伝できる
(オリジナルデザイン自転車が街を走る)

●デメリット

・仕入れ費用が必要
・中国製造側企業とのやり取りが必要
・品質チェックは欠かせない
・為替や中国のコスト高を考慮しなくていけない

★販売促進のためには
「差別化」が絶対に不可欠です!!

どんな差別化をすればよいか?

故障の修理やパーツの交換を無償で行なう。
期間:1年以上

●メリット

・顧客に選ばれやすい
・ファン化につながる
・スマホアプリをダウンロードしてもらえる
連絡用「いつでも修理引き取りに伺います」
・アプリから広告を打てる

●デメリット

・引き取りに行かなくてはいけない
(その時に交換の自転車を持参する)
・だからエリア限定になる
・修理マンが必要
・修理器具も必要
・修理スペースも必要

せっかくここまで構築したビジネスですので
即変化せよとは言いません。
徐々にシフトしていけばいいのではないでしょうか。

まとめ:
現金が先に出ていく仕入れビジネスは控える

以上は私の命令ではないです。
あくまでも一意見として
お聞きして頂ければうれしく思います。
ありがとうございました。

(以上)

2019年の現在
上記の私の考えは全く変わっていません。

2019年の第2四半期決算のPDFを見ると
自転車のEC部門の売上高構成比率は
たったの4.2%のみ。
しかも私がアドバイスした2017年から
それはほとんど変化していない。
つまり儲かっていない。

せっかくライフスタイル事業と
エンタメ事業は利益を出せているのに
自転車通販がその足を引っ張っている。

「EC事業は素早く撤退せよ」
(事業売却の方向へ)

経営理念を見たら
「みんなで幸せになれる会社にすること」
「今から100年続く会社にすること」
とある。

会社本位な理念では
いつか潰れます。

経営者は

「今この社会はこんな問題があるから(現実)
私はそれを解決してこんな未来にしたい(理想)」

という想いがないといけません。

上場するというのは責任が伴う。

林高生社長には
自身の夢や志、
事業全般について再確認をして頂きたい。

(在庫はきつい)

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