口コミの力を商売利用した「やらせ業者」。摘発するのは難しい。

ヤフーオークションで
「やらせ入札」や
「やらせ評価」も存在する。
これも摘発は難しい。

「食べログ」では
信頼できる方のレビューを参考にして
来店してほしい。

(以下記事)

月間10万円…やらせ業者が「食べログ」ランキング操作

一般の利用客による採点システムが看板の人気飲食店ランキングサイト「食べログ」で、
飲食店側から金で順位上昇を請け負った
「やらせ業者」によってランキングが操作されている事例があることが4日、分かった。
実際に食べた人の感想がわかる“口コミ”ランキングは、
同サイトが店選びの指標として掲げてきた大黒柱。
信頼性を揺るがす事態に、食べログ側も、
やらせ業者に対して法的措置を検討している。

食べログに現在登録されている飲食店は全国約67万店。
昨年11月の月間利用者数は前年同月と比べ約4割増の3201万人にのぼり、
業界首位に成長した。
影響力は大きく、ランク一つで“繁盛店”になる場合もある。

やらせ業者は、店舗を個別に訪問して勧誘。
運営会社のカカクコム(東京)に把握されないように、
好意的な口コミを投稿するほか、ページへのアクセス増加などで、
人気店であるかのように見せかけるという。

実際に業者の訪問を受けた東京都内の店舗は、
IT関連企業の営業マンを名乗る背広姿の若い男性に
「食べログの点数を上げる裏技のご提案です。食べログからは非公認のサービスとなります」と切り出された。

男性はさらに、店舗側の意向を反映したやらせ「口コミ」を毎月5件ずつ投稿すると持ちかけた。
報酬は月間約10万円。
男性は「依頼を受けた店舗の点数を確実に上げる」と強調した。

食べログでは本来、サイトに登録した一般利用者が実際に足を運んだ飲食店を5点満点で採点。その点数を独自の方法で集計した数値が「店の点数」として明記され、サイトの閲覧者が店選びの参考として利用する。ただ登録さえすれば誰でも投稿できるため、業者に悪用されたとみられる。

カカクコムは現時点でやらせ業者39社を特定。
サイト内の監視を強めるなど、対策強化に乗り出した。

最近になって、サイト内の運営ポリシーのコーナーに
「不正業者が存在することを確認しております」と掲載。
ただ検索結果など閲覧者の目に付きやすい場所では、
やらせ業者への注意喚起を行っていない。

カカクコムの田中実社長は
「不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としているが、
サイトの影響力が続く限り、波紋は広がりそうだ。

▽食べログ 05年3月にサービス開始。
料理のジャンルや地域などのキーワードで検索すると、
「点数順」「人気順」「最近の注目順」で店舗のランキングを紹介する。
口コミの採点は、「料理・味」「サービス」「雰囲気」「CP(コストパフォーマンス)」「酒・ドリンク」の5項目で評価される。

▼元検事の落合洋司弁護士
食べログは飲食店の利用者が感想を書き込むことで成り立ち、
店に対する評価の信頼性が維持されている。
いわゆるサクラが対価を受け取り、
店にも行かずにその評価を組織的に上げるビジネスモデルなのであれば、
データの信頼性を損なわせるため、
運営会社に対する偽計業務妨害罪に問われる可能性がある。

(以上)

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