大阪オフィス街の露店弁当屋さん。安い弁当を売ってほんとに楽しいの?

パスポートの更新のために
大阪駅から更新所まで歩いて行ったのですが、
(運賃をケチって)
帰りは昼時でオフィス街では
ビジネスマンやOL向けに
お店の入り口や道路脇、ビルの入り口に
弁当を並べて売っていた。
どれも1000円以下。
中には380円なんて激安もあった。

500円の弁当を売るな。5000円の弁当を売ろう。
5万円でもいい。 (すごいのができそうですね) 「高額な弁当を食べてみたい人は必ずいる」 (珍しがって)(記念日用や来客用にもいける) 500円の弁当なんて何の感動もないでしょ。 そこらへんのお店で売っているから。 みんなと違うことをすると...

以前ブログに書いたことがあるのですが、

「なぜ5000円の弁当を売らないの?」
(1万円でもいいよ)

「500円の弁当を売っていくら儲かるの?」

せいぜい200~250円だろうね。
100個売って2万円。
一人で弁当を製造しているわけではないはずだから、
一人当たりの利益は5000~8000円かな。

100個売るのでも至難の業。
競合もいるから大変な売込みが必要だ。
それが毎日続くと仕事が嫌になるはず。

「そんな仕事、楽しいか?」

今の委縮した日本の経営環境では
奇抜『差別化』
ビジネスの成功キーワードだろう。

競合他社に勝つためには『差別化戦略』しかない
とマイケル・ポーターも言っている。

5000円の弁当を1日10個作って
10人だけに売ればいいじゃないか。
(余暇ができるから次の戦略を練れる)

オフィス街周辺なので
経営者や役員がいるはずだから
興味を持って買ってくれるよ。

会社で契約が取れたとか、
誰かの功績を労うだとか、
寿退社だとか、
ちょっとおめでたい日が絶対あるはずで、
その時、高額弁当の注文が入るよ。
(そういう時のために「店名・連絡先」は弁当に記しておいてね)

「何でみんなと同じことをしているのか?」

人と違うことをすると怖いんだろうね。
それだから儲からないのに。

弁当屋さんは高額な弁当を作る。
安ければ売れるというものではないということを意識する。

しかしながら日々の仕事に忙殺されて
思考ができなくなっている。
疲弊し毎日を恨む。
そしてミスを犯す。
こうして悪い循環は続いていく。

頭の固いお店は、店を畳むしかなさそうですね。

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