最良の人件費削減法:会社の遊園地化

遊園地では皆さんお金を払って入園します。
(ディズニーランドはこのご時世でも入場料金を上げたみたい)
当然のように遊戯機器に乗るためのチケットを購入してから乗る。
(ちなみにディズニーへ行く女性は現実逃避者)

楽しい体験を得るためにお金を喜んで払うということは、
楽しければお金を要求されないということを意味してます。

仕事はどうか?

仕事は楽しくない、楽しくないことをさせるから、
「給料をたくさん寄こせ」と不満が出る。

仕事が楽しい、面白いならどうか?

「給料が周りよりも低いけど、楽しいからまあいいか」

人件費に悩む企業は多い。
では簡単に従業員を削れるかというと
心が痛んでできない。
サラリーマン社長なら尚のことできない。
自分も会社の従業員だから。
せいぜい正社員を契約や派遣、
パート・アルバイトに変えることで
費用を浮かせようとする。
これが会社を衰退させる一番の要因だと知らずに。
(臨時雇用者に愛社精神はないの!!)

給料が安くても働いてくれる人が多ければ、
人件費の圧迫に悩むことが少なくなります。

私が20代に読んだ、ひろさちやさんの本に
「働くことは苦役であり嫌なことなんだ」
(西洋キリスト教的考え)
ということを言っていた。
ある方は「人間は怠け者なんです」と断言している。

なぜ人は働くことが嫌なのかという根本を思い直すと
【罰】があるから働きたくないという原因も大きいと思う。

遊園地には罰はない。(ルールはあるが)

もし企業が人件費を削減したいと悩んでいるならば
会社を楽しい場所にすればいい。
自社を楽しい会社にするためには、
罰をなくすことから始めてみてはどうか。

会社は営利集団。
何のための営利(利益)かというと『人の幸福の実現』です。
会社で不幸な人を作っていたとしたら本末転倒で笑いになりません。

会社の在り方が今本当に問われているのです。

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