いっしょに食べる人がいない時、暗い。

「551の蓬莱」の豚まんは大阪で有名です。
主力商品は豚まんで
なぜかアイスキャンディーも売っている。

551蓬莱オフィシャルサイト [ 大阪名物 豚まん・肉まん ]
551蓬莱 公式ホームページです。大阪名物!豚まんをはじめ、焼売、アイスキャンデーなどの販売、中華レストランの経営をしております。全国へ551をお届けするオンラインショップもございます。

公式サイトにあるが
1945年の創業当時は
カレーライスを爆売りし、
(10円だったらしい)
それに気を良くしたのか
和洋菓子専門店を新設し、
今度はクリスマスケーキを売りまくった。

戦後まもない時は
飲食する場所が少なかったので
おいしい料理を提供すれば
どんどん売れた。

それが今では飲食店など
少し歩けばどこにでも見つけられる。
コンビニもあるし。

「おいしい料理を提供すれば儲かるという時代ではない」

飲食店の店主はこれに早く気づいて頂きたい。

ところで551の蓬莱はすでに
1954年にはアイス工場を建設・販売している。
それが60年以上経った今でも販売しているのは
儲かっている証拠なのでしょう。

大手・中小のアイスメーカーが
ひしめき合っている日本で、
551のアイスキャンディーが
なぜ売り続けているのか?

私は夏場における売上の落ち込みを
補う形でアイスを売っていると推測する。

どうしても暑い日には食欲が落ちる。
よって熱くボリュームのある中華料理よりも
少量であっさり系の料理が選ばれやすい。
例えば、そば・うどんが。

「豚まんや焼売を販売するだけではダメだ」
「夏場対策をしないと」

創業者の羅邦強さんは焦った。
(台湾人らしい)

アイスクリームというのは
老若男女すべてに食される。
(私はそれが嫌いな人を見たことがない)
しかも利益率が高い。

製造設備や冷凍保管庫の設置には
少なくない初期投資がかかるが、
創業2年目に食堂が消失する事故に比べれば
そんなことは大したことではない。

「すべてを失った者は逆境に強い」

人材や設備への投資にビビっている
温室育ちの今の日本人経営者どもに
爪のアカでも飲ませたいわ。

そんなイケイケな551でも
なぜか全国展開を目指していない。
関西圏のみに出店している。

理由は2つ
・できたてホヤホヤを食べてほしい
・お世話になった大阪のために

全国チェーンの飲食店は
はたで見るほど儲かっていない。
なぜなら固定費がかかるから。
人員や倉庫や配送車などの経費が
せっかくの利益を奪っている。

しかもどこでも食べられる料理なら
わざわざ行列してでも食べたいとは思わない。
ましてや新幹線に乗ってでも食べに行こうとは。

「希少性・限定性は付加価値」

付加価値が高いと値引きせずに済む。
(牛丼チェーン店はご考慮を)

とするならば551の通信販売は
やってはいけないマイナス行為ではないか。

【551蓬莱】大阪名物 豚まん(肉まん)オンラインショップ 
551蓬莱の通販サイトです。大阪名物551蓬莱の豚まん(肉まん)は、素材そのままの美味しさを味わって頂くために厳選素材を使用し、保存料など余計なものは一切無添加、味付けもシンプルにこだわりました。

科学技術の発達により
チルド製法で豚まんのおいしさを
数日保つことができるようになった。
(冷凍では味がダメになる)

味というのは難しいもので、
気軽に注文して食べられるようになると
「なあ~んだ、こんなもんか」と
安っぽい味になり下がり、
逆に1時間以上移動させられたり、
行列して待たされたりすると、
かえっておいしさが倍増してしまう。

「味は空腹の度合いと感情で変わってくる」

私は通販事業は撤退すべきだと思うが、
どうしても売上を拡大したいのでしたら
カレーに挑戦してみてもいい。
企業イメージを棄損する恐れがあるので
まずは独立したカレー専門店として。

創業時にはカレーで大儲けできたし、
アイスキャンディーと併売できて
相乗効果になる。

カレー屋さんもたくさんあって
激烈な競争にさらされているが、
1店舗くらいあってもいいのではないか
「551のカレー」が。

レトルト食品というのは
あまりおいしくない。
独りで食べてもおいしくないから。
どんな高級食材を使っていても
独りでは寂しい味になる。

私はカレーといえばレトルトカレーになるが、
レトルト食品を感動して食べたことは1度もない。
「楽しくないもん!!」

ここに選ばれる飲食店の秘密がある。

551のない時が暗いのではない。
いっしょに食べてくれる人がいないのが暗い。

店内を明るくするのは照明ではない。
場を共にする者たちの笑い声だ。

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