牛肉偽装事件が欧州でも。数年前のミートホープ社を思い出した。

※こちらは2013年2月の記事です。

(ロンドン 31日 ロイター)

ファストフード大手のバーガー・キングは31日、
アイルランドの食品加工工場で作られたパティーのサンプルから、
馬のDNAが見つかったことを明らかにした。
ただ、馬肉混入の疑いのある商品は、店舗には出荷されていないという。
同社は「シルバークレスト社の工場から採取されたサンプル4つから、
非常に微量の痕跡程度の馬のDNAが見つかった。
この商品はレストランには売られていない」と発表。
「(シルバークレスト社からは)英国産とアイルランド産の
100%ビーフパティーの出荷が約束されていたが、そうはなっていなかった」としている。
馬のDNAの痕跡は、英大手スーパーのテスコなどで販売されていたビーフバーガーからも見つかっていた。
食品安全の専門家は、馬肉が混入しても消費者に健康リスクはないものの、
今回の発見は、食品流通網や精肉のトレーサビリティに懸念を抱かせるものだと指摘している。

↓現地ジャーナリストの意見
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34947?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

産地偽装で倒産した雪印。
(大企業でも嘘ついたら潰れてしまいます)
コロッケに牛の内蔵などを混入させて販売した
ミートホープ社

日本での経営環境の移り変わり(特にデフレ)や
企業の不祥事、事件、事故など
欧米でも同じことが起こるのではないか。
(インターネットという分野では日本は遅れを取っているが)

次は「建築耐震偽装」が起こり
問題になるのではないかと思う。
日本の姉歯建築偽装事件を覚えている方も多いでしょう。

私は欧米でも必ず起こると確信している。
(もう起こっていたりして)
なぜなら人間は相変わらず愚かで、
過去を忘れ、予期せぬ事態を想定せず、
未来に向かって漠然と歩んでいるからです。

『長期不況の中を必死で経営改革をして生き残りを図っているデフレの先輩日本』

日本人が世界という舞台で活躍できる時代となりましたね。

それにしてもお金は人を狂わしてしまうものですね。
「金儲けのためなら何でもしてやれ!!」って。

『心の統制』が肝心要です。

経営者はつらいよ。
創業当時の理念を大事にして下さいね。

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