銀行も証券会社も消える。株式も株式会社も消える。

銀行は経済の心臓の役割を果たす。
お金という血液を経済社会に循環させる組織です。

そんな重要な銀行が無くなろうとしている。
理由は3つある。

●理由1:クラウドファンディング

東証1部上場企業のTATERU
アパート経営投資のプラットフォームをしている。
(アパートを建てたり貸したり売ったりという提案をする)

すごいことに無借金経営です。
(建設業で無借金はこの会社だけ)

理由はクラウドファンディングにより
お金を集めてから建設しているから、
銀行から資金を借りる必要はない。

老後のための不労所得を考えるオーナーが
全国にはたくさんいて、
有料にて優良物件の情報を提供している。

(IoTを駆使した最新のアパート)

建物を売らずに情報を売っているから
会社にはお金が増えるばかり。
この経営者は頭いいね。
現在は東京オリンピックを見据えて
大阪や京都などに民泊用物件に進出しているそうです。

●理由2:ブロックチェーン

ブロックチェーンという技術がベースの仮想通貨を
暗号通貨(クリプトカレンシー)と言うが、
それは中央集権管理を必要とせずに
AさんからBさんへと直接コインを送れる。
その時手数料はほとんどかからず
しかも安全に渡すことができる。

銀行を間に挟めば送金手数料がかかるので、
利用者はより便利な暗号通貨を利用することになる。

●理由3:貸したがらない

銀行は預金者のお金を預かる身分ですので
絶対に減らすようなことはできない。
だから融資の審査は厳しくなる。

銀行はお金を貸してその利息が儲けになります。
貸さなければ利息という儲けは得られない。

安全な融資先は儲かっている会社ですが、
儲かっている会社は融資を必要としない。
ここに銀行業の難しさがある。

お金に困っている人・会社に貸さずに
お金に困っていない人・会社に借りてほしい。

ビジネスモデルが顧客ニーズにおいてあべこべになっている。
社会的・経済的にそんな銀行の必要性はあるのだろうか。

これからの資金調達はICOになる。
ICOというのは独自通貨(トークン)を作り、
それを一般公開して販売すること。
(トークンは誰でも作ることが可能)
証券取引所に上場して株式を公開し、
自社の株式を売り出すのに似ています。

ICOが普及すれば証券会社はいらないですね。
株式の売買がなくなるから。

というよりか株式会社という形態もなくなります。
クリプトカンパニー、トークンカンパニー、
日本語にすると
暗号会社(怪しいことしてそう)、
協働組織、共同体、コミュニティ、
チーム(これがピッタリ)ですか。

10年後
今とは全く異なる経済システムに変わる。
それは今よりずっと素晴らしい世界です。
なぜなら特権階級の支配者層の力が弱まり、
富が分散されていくから。
誰もがお金に怯えずに生きていくことができるから。

日本で初めてネット証券を開始した松井道夫社長へ
この曲を贈ります。(あなたにも)

ビートルズ「Revolution」

You say you want a revolution
Well you know
We all want to change the world

君は革命が必要だって言ってる
そうだよね
みんな世界を変えたいと願ってるんだ

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