阿呆になって地方ナンバー1になれ。

徳島県をメインに小売業を展開している
上場企業のアクサスホールディングスは

・美
・健康
・ゆとり
・時代の空気

の4つのキーワードで経営を推進している。

AXAS Co.(アクサス) 美・健康・ゆとりなどの側面から、お客様の暮らしの質的向上を応援します。

・ドラッグストアチャーリー
・化粧品のビューティーライフストアチャーリー
・お酒販売のアワーリカー
・雑貨のプラザアレックス、アレックスコンフォート
・文具館チャーリー
・スポーツ用品販売のアレックススポーツ
・スポーツアウトレット品のアウトレックス
・ホームセンターのデコール
・自転車のゴーゴーバイク
・アウトドア用品の好日山荘
・ウィスキー専門の元町WHISKY

ほとんどの店舗が徳島県にありますが、
お隣りの香川県
淡路島を通過して兵庫県、滋賀県
瀬戸大橋を渡って岡山県
愛知県にも進出している。

私はメイン事業であるドラッグストアで
なぜ同じ四国の愛媛県や高知県に進出しないのか
疑問に思ってネットで調べたら、
すでに強敵ライバル会社がいるからだと分かりました。

愛媛県拠点の
株式会社大屋(だいや)が経営する
ドラッグストアmac(サンドラッグ系列)

大屋|ドラッグストアmac|調剤薬局|宅配クック123
大屋の企業サイト。愛媛県西条市、株式会社大屋。四国を中心としたドラッグストアなどの運営。

同じ愛媛県拠点のレディ薬局
(ツルハグループの四国エリア担当)

レデイ薬局 -すべてはお客様のために-
すべてはお客様のために。株式会社レデイ薬局の公式HPです。

福岡県から進出している
㈱ナチュラルホールディングスのグループ系
ドラッグストアモリ株式会社。

ドラッグストアモリ
九州拠点のドラッグストアチェーン『ドラッグストアモリ』の公式サイトです。

私はアクサスは四国から出るべきではないと思う。
なぜなら年々減少しているとはいえ
四国だけでも人口380万人もいるし、
神戸は大手チェーン店企業との激戦にさらされ、
愛知県まで手を延ばしたら
管理監督の眼が行き届きにくいので。

おおよその四国の人口

徳島:74万人
香川:98万人
高知:70万人
愛媛:136万人

計:約380万人

移動時間は何の利益も生み出しません。
お金で決して買うことのできない
貴重なる時間を消費してしまっている。
移動というのは無駄無益のコスト。
是非ローコスト経営をお願い致します。

四国内でのドラッグストアの店舗拡大は
既存のライバル企業が強くて難しい。

アクサスの取るべき方向性は大別して
小売業の拡大かサービス業への参入か。

アクサスは物品販売である小売業者。
もし物販にこだわるなら2つの案がある。

中古車販売とネットショップの強化。

コスメや日用品は単価が低いので
多売にならざるを得ないが、
中古車なら100万円前後からと高単価です。
1台売って10万円20万円の利益はオイシイ。

地方の人は新車よりも中古車で充分だとする人が多い。
コロナ禍による外出規制であっても
現代社会において車は必需品。
手堅く売れるものの1つです。
ただし既存ライバル店の存在を考慮する必要がある。
やるなら初期投資額がデカいので慎重にお願いします。

オンラインネットショップでの物販なら
全国の消費者に打って出れる。
大金を投じてわざわざ実店舗を設置しなくても
全国配送網のインフラを使えば
四国徳島県からでも売れたものを発送できる。

そのためにすべきことは
ネットショップの品揃え、
デザイン一新、認知度の向上。
そして現在の物流倉庫のEコマース適応化。

ec.axas.co.jp(廃止されたようです)

2021年3月時点のネットショップはダサい。
おそらく売上が微々たるものだから
何となくやっている感じで半分放置に近いのかな。
それでは時代の空気を読んでいない。

ネットショップ運営の固定費は月数万円程度で
ネット社会でのローコスト経営の代表格。
(実店舗の月額固定費はいくらですか?)

しかも50歳以下は皆スマホを持っていて
スマホショッピングに何の抵抗感もない消費者が増加中。
全国区を相手に商売できる。
もっと力を入れて取り組まないとダメでしょう。
やらない方がバカですよ。

具体的ネットショップ事業の取り組みは

・サイトデザイン(UI/UX)
・品揃え
・在庫管理
・顧客管理
・販促宣伝
・倉庫適合化
・EC担当者の採用と強化
・PBの創作

などとやることは意外に多い。

私はアクサスの現状を知らないので
以下は私の単なる意見としてお読み下さい。

サイトデザインは他社のマネをすればいい。
最初はマネから始めるのが無難です。
ZOZOTOWNやSHOPLISTも参考になります。

※必ずサイトはスマホ対応にして下さい。

品揃えは多いほどいいが、
在庫管理が難しくなるので
少しずつ充実させること。

現在アクサスの扱っている
コスメや日用品とお酒では
顧客層が全然違う。

コスメは若い女性や既婚の女性、
お酒は男性客が多いことでしょう。

できればネットサイトを分離してほしい。
なぜなら顧客管理がしやすくなるから。

実際の購入者の氏名・住所
・電話番号・メールアドレスは
(これをリストと言う)
商売における無形資産・無形財産です。
これらの情報は「お宝」だとみなしていい。
(何としてでも手に入れろ!)

顧客データさえあれば戦略戦術が立てやすい。
特に販促と宣伝に使える。

アクサスのネットショップの知名度・認知度は
徳島であってもまだまだ低いと思う。
知らないものは存在しないのも同然。
「徳島にアクサスあり」
と知らしめなければならない。

いっそ四国での配送料は無料にしてしまおう。
現在、徳島は500円、それ以外は700円、
北海道や沖縄は2000円と
有料配送となっている。
11000円以上なら送料無料となるが、
日用品をそんなにも買う人はいない。

四国:無料(1個からでも)
それ以外:500円
北海道や沖縄:1000円

これでどうだろうか。
徳島でも知名度が少ないのに
他の県では知名度ゼロに違いない。
配送料の有料化は売上に業務が追い付いていかないほど
多忙になってきたからでも遅くない。

アクサスは不動産賃貸業をしている。
ネット時代の流れにおけるEコマースの台頭で、
実店舗に足を延ばして買い物をする消費者の減少から
店舗の売上減少を挽回するために
店舗跡地を不動産賃貸に切り替えた。

この先も小売業を本気でやっていく気ならば
不採算店舗跡地を売却して
郊外に物流倉庫を借りるか建設すべきだと思う。
(最初は借りて、イケると踏んだら自社倉庫建設)

Eコマースはまだまだもっと伸びていく。
アマゾンや楽天という大手がいても全然遅くない。
今、物流倉庫に巨額投資しても
リターンによって充分ペイできる。

EC専用の自社倉庫の保有と
それに適合させた倉庫内の設計を進めること。

不慣れなアパマン経営に手を出して
ヤキモキするよりも
小売・卸売で年商100億円を狙っていけばいい。

ネット小売は固定費がかからないのがメリットだが、
その分同業他社がウジャウジャとひしめいていて
簡単に儲けさせてはくれない。

本気でやらなければ勝ち残れません!!

そのためにはデキる人材が必須。
社内の人材教育と社外から経験者の募集。
給与や待遇面でモチベーションを上げるのではなく、
会社の理念に共感した人だけを採用教育するのが
人材マネージメントをしやすくなる。
人事についてこれ以上は門外の私からは控える。

小売業では差別化のために
プライベートブランド(PB)商品に力を入れている企業は多い。

・イオンのトップバリュー
・セブンイレブンのセブンプレミアム
・ドンキの情熱価格
・マツモトキヨシのmatsukiyo

アクサスにも挑戦して頂きたい。
やり方は「○○ OEM」でネット検索すればいい。
化粧品でもサプリメントでもOEMメーカーはあります。

次はサービス業の展開を検討してみる。

仕入れが発生する小売業は
仕入れ資金の確保(←キツイ)と
不良在庫の見切りが必要となる。

その2点の心配が少ないサービス業で
私がおすすめしたいのはフィットネスジム。

美と健康というキーワードにマッチしているし、
ゆとり時間が増えたことによる利用者が増加中。
都市圏でのフィットネスジムはそろそろ飽和だが、
地方ではまだ参入余地がある。

入会金と月額費という前払い金が受け取れるのは
仕入れ金に充当できるのでありがたいですし、
フィットネス用品を併売することも可能。

ただ箱だけ作って、ソフト面を怠ると
会員は増えないし、リピートしてくれない。
優秀なインストラクターを採用できるかがカギとなる。
これはフィットネス運営をしている大手の会社でも
人材には困っているはずです。

私は機材だけ置いて管理が行き届いていない
24時間年中無休のエニタイムに否定的です。
事故が起きなければいいですが。
よってFC契約は敬遠すべきです。
やるなら自社店舗ブランドで挑戦です。

私は地方の衰退が気がかりです。
人口は減り続けて経済に活気がない。
若い人は職を求めて東京や大阪に行く。
ますます地方の衰退に拍車をかけている。

日本の首都東京の人口は増加中。
コロナの影響で少し減ったが、それでも増えている。
東京に人が集まり過ぎなんだよ!

「東京から人口を奪え!!」

地方に元気がないから
若者が都会へ行ってしまう。

徳島名物の阿波踊りのあの元気さが
どうして経済に伝播しないのだろうか。

ところで経営というのはダンスに似ている。
経済という舞台でどんなダンスを披露してくれるのか。
それは各企業の自由に任せられるが。

優雅なワルツなのか
軽快なタンゴなのか
ラジオ体操でもして過ごすのか。
それとも東京もんの最先端ダンスをただ見て終わっているのか。

カネは死んだらあの世に持っていけない。

そんなカネの世の中に踊り狂う阿保ども。
使うも貯めるも増やすも減らすも同じ阿保。

同じ阿保なら華麗に踊らな損損♪

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