消費者を一様にとらえてはいけない。

本に書いてあったことですが。

昔、松下電器で
新しいジューサーを開発したグループリーダーが
松下幸之助さんに製造許可を請いに来た。
ちょっと待つようにと松下幸之助さんが、
野菜や果物を持ってきた。
まずは規定の量の2倍で試して、
次は規定の半分でテストした。
リーダーはまさかそんな使い方をするとは思わなかったので
ヒヤヒヤしたらしいが、
松下さんは「お客さんはどんな使い方をするか分からんからな」と言う。
ジューサーはしっかりその役割を果たしたので無事合格できた。

何が言いたいかというと
「自分を基準にして他人をとらえてはいけない」ということです。

自分にもできたから他の人も当然できるだろう。

それは早急で勝手な判断です。

お客さんは人間。
人間には色々いる。
考え方やとらえ方も色々ある。

ビジネスに関わるすべての人が
このことを頭に入れておいてほしいと思う。

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