ライバル争いから脱却するために、両性を備える。

以前このブログで言及したことがありますが、
「さくら代行」という中国輸入代行会社
を経営していた小笠原満社長が、
中国人にその会社を乗っ取られてしまい、
再起した現在「イーウースマイルライナー」
という新会社を経営している。

ビジネスモデルもサービスもさくら代行と同じ。

どこで差別化しているの?

独自のサービスをしないと競争には勝てませんよ。
さくら代行の買付け手数料が
たったの3%ということは(4月14日時点)
値下げ競争によって業界が疲弊している。
事実として言えるのは
さくら代行は儲かっていないでしょうね。

現在中国輸入代行会社はワンサカあります。
いずれ10社以下になるでしょう。
(5社かもしれません)

タオバオ代行.biz/

タオバオ通信(サイト閉鎖)

タオバオ比較(サイト閉鎖)

中国代行会社の経営者にアドバイス。
よ~く考えてほしい。
「お客さんは何をされたいのか?」を。

その答えは、商品を売って儲けたいのです。
(商売をしているから当然ですけど)

私のところは手数料が安いよ。
検品体制バッチリだよ。

顧客はそんな(手段)を求めていない。
売りたいんです!!(目的)
儲けたいんです!!(結果)

顧客の目的を達成して
望む結果を得て頂くために
あなたは何ができるかを考える。

現況のネット物販を取り巻く問題点を考えて、
私が中国代行業者がすべきことを提案したい。
2通りある。

1:中国で独占商品を製造する工場を運営せよ。

OEM商品はマネされてすぐに儲からなくなる。
だから自社でオリジナル独占的製品を製造し、
それを独占契約会社に卸して儲ける。
(製造と販売の両方をやるのは大変)

その契約会社は独占販売できるので
価格競争に巻き込まれない。

※Only for Youでされるとうれしいものです。
※商売はWin-Win関係でないと長続きしません。

同じサービスを提供する代行業とは違って
製造業に乗り換えるとライバルが減る。

世界にはおびただしいモノが存在する。
それだけの会社があるということ。
利益を出していけているということ。

1から製造工場を建設するのはお金がかかるので
買収してしまうのが早道です。

もし製造業に乗り換えするのがイヤならば

2:東南アジアにて代行業をやる。

中国の人件費などが高騰しているので
タオバオやアリババでの商品価格が上昇中です。
それにより製造拠点が中国から東南アジアに
どんどんシフトしていくと予想できる。

現に商品の製造国欄を見てみると分かるが、
アパレルではインドネシア、バングラデシュ製、
カメラのような精密機器においてもベトナム製と
私は実際にそれを確認している。

東南アジアでしたら買付け代行業よりも
別のビジネスにチャンスがありそうですが、
1つ大きく言えるのは
「中国関係だけがビジネスではない!」
ということです。

それにしてもビジネスは変化することが必須条件です。
でないとライバルとの戦いで利益を奪われていく。

1つの分野に特化するのも大事だが、
1つのことに固執してしまうのは良くない。

『一点集中と柔軟性のバランス』

経営者には男性性と女性性の両面を持たないと
10年以上も存続できる会社はできっこない。

ビジネスで勝つためには
勝負事を嫌う女性のようになりなさい。

そう、勝負ムードになったら逃げるのです。

コメント

error: Content is protected !!