縁の下の力持ち。弱点補強も立派な経営スタイルです。

アンデイコというブランドアイス
「ジュンヒットチョコ」を食べた。
1本50円くらいの安さでした。
乳脂肪分が入っていないラクトアイスだから
安く製造できるのでしょう。

アンデイコのホームページを探すと
40年以上前から販売しているヒット商品で、
販売業者は栄屋乳業という
デザート商品系を製造販売している会社。

私はシュークリームやプリンを
愛知県一宮市のテラスウォーク内で見たことがある。
(ドン・キホーテ経営下にある旧ユニーの大型スーパー)

新しいデザートの世界【アンデイコ】栄屋乳業
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このアイスの製造しているところは別会社で
京都にある㈱東洋食品がOEM供給している。

東洋食品 – アイスクリーム製造、卸・冷菓・一般食品の製造販売(京都府八幡市)

沿革を見ると過去には
清涼飲料、豆腐、油揚げ、総菜のレトルト食品を製造。
現在は冷菓だけを委託製造しているようです。

社員数28名と工場の規模感。

栄屋乳業のそれと比較して
OEMでやっと食いつないで経営ができている感じです。

今まで委託契約した冷菓会社は数社あるが、
平成21年に契約した栄屋乳業が最新です。

もし私が東洋食品の経営者なら
会社を栄屋乳業に売却してしまう。

なぜならOEM供給というビジネスモデルは受け身で
受注先企業の顔色一つで売上が左右され、
経営が不安定であるから。

そして栄屋乳業は愛知県の会社。
冷凍倉庫を栃木県に新設したが、
関西方面には何もない。
私が栄屋乳業の経営者なら東洋食品を買収したい。

よく売れる自分だけのオリジナル商品がない会社は
他社の手先になるしか儲ける方法がない。

今の東洋食品に
「ジュンヒットアイス」を作る頭脳や経験はない。

これは早々に会社を売却するか畳んだ方がいい。
儲からない企業経営ほど苦しいものはないから。

栄屋の創業者、野田郷司さんは

・アイスの保冷機
・ソフトクリーム製法
・あずき豆を潰さず氷に入れる方法

3つの発明をした
かなりのアイデアマンです。

それでも昭和34年に
・工場が全焼
・伊勢湾台風の地域被害
のダブルパンチに見舞われる。

精神的に参ってしまい独り旅に出る。

「それでもアイスクリームを世に届けたい!」

という気持ちを新たにし、
事業を再開するようになった。

東洋食品の巌整社長よ、
それでもアイスを製造したいですか?

他社のアイスだっていい。
子供が大好きなアイスを作っていきたいですか?

NOなら、会社売却の方向で。
YESなら、取引先企業を絞って彼らを支援する。

関西に工場を持っていない冷菓会社は
栄屋乳業と丸永製菓と赤城乳業か。

この3社の中でアイス以外のものを作っている
栄屋乳業は、アイス製造販売部門が弱いと思われます。

「栄屋乳業の弟分になって兄貴を助けるんだ!」

アンデイコというブランド名は
「and 栄光」が変化したもので、
共に光り栄えていきましょうという意味です。

栄屋乳業 and 東洋食品

共になってアンデイコを世に広め、
東洋の光となって頂きたい。

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