集中戦略は、頭を冷やして考える。

カンボジアで3つの事業を
行なっている日本の上場企業がある。

リネットジャパングループだ。

リネットジャパングループ株式会社 | ビジネスを通じて偉大な作品を創る。

この会社の日本での事業は
「ネットオフ」というサイトにて
中古の本やDVD、ゲームなどを
ネット販売していたり、
小型家電のリサイクルをしている。
タダ同然で手に入れた
PCや携帯電話から金や銀を取り出し
それを売却する都市鉱山ビジネスもする。
賢いね。

そんな会社が
なぜカンボジアで事業を行なうようになったか?

YouTube動画によると
JICA(国際協力機構)のプロジェクトとして
現地貢献に精を出していたのに共感され、
マイクロファイナンスの「チャムロン社」と
M&Aの資本提携できたとある。

マイクロファイナンスとは
小口融資というビジネスだが、
発展途上のカンボジアで
何と貸倒率1%だと言う。
(約束を守る国民だと言える)



黒田武志CEOはトヨタ出身で
自然の流れとして
自動車関連の事業に移る。

中古自動車のリースと販売

経済成長にモータリゼーションは止められない。
その際、道路の舗装や整備の必要性が出てくる。
パワーショベルがマストですね。
中国でも同じことでしたが、
パワーショベル1台で起業し
ボロ儲けした個人事業主が多数出現した。
(日本の土建屋さん、チャンスありますよ)
自動車やバイクのみならず
パワーショベルのリースもご検討下さい。

※電力供給の不安定なカンボジアで
ガソリン車はまだまだ活躍するでしょう。

3つ目の事業として
日本への人材派遣業を準備中。
政府と協力し職業訓練校にて
4000人の学生を保有している。
(工学系に通用する人材がメイン)
年間1000人を送り出す計画のために、
隣接した土地にて
大規模な研修センターを
2020年春に設立予定とのこと。
(教師の訓練の方が先だと思う)

にわかに人材派遣に関心が出たのか
なぜかインドネシアへも進出すると言う。
どうしてカンボジアに特化しないのか?

人材派遣業というのは
本や車というモノではなく、
ヒトを扱うビジネス。
人間の質の向上をさせなければならない。
(ヒトではなく人として)

異なる文化であるカンボジア人が
日本の文化や慣習を理解させるのは
1年2年では不可能。
ましてや日本語は世界ワーストで難しい言語。

教育・人事はどの会社も頭痛の種です。
教育事業はあっちこっちに手を出して
うまくいくようなことではない。
インドネシアは売却をおすすめする。
(私なら人材派遣業は余力でする)

セイヒョー Webショップ
セイヒョーWebショップ

ところで先日の暑い日
マンゴーアイスを食べた。
おいしかったので
製造会社を調べてみたら、
セイヒョーという新潟の会社でした。
アイスの専業会社で
何と東証2部に上場している。

私は過去記事で丸永製菓という
アイス会社に言及したことがある。

アイスクリーム業界に「絞り」を教えたい。
暑いので仕事帰りに スーパーのカネスエに寄って 時々アイスクリームを買って食べる。 その中で見知らぬ会社のアイスがあり、 食べてみたらおいしかった。 (1個72円と安かった) 「アップルシナモンとラムレーズンのブロンドチョコ...

その中でアイスは原価が安いので
利益率が高く、儲けもおいしい。
(保管のための経費がかかるが)
なぜ冷凍食品大手のJTが製造しないのか
不思議だと言っている。

私が考えるセイヒョーの生き残り戦略は2つある。

1、JTに会社を売却するか、傘下に入る。
2、リネットの黒田CEOに頭を下げて
カンボジア進出に協力して頂く。

私は2をおすすめする。
(1の言及は控えます)

カンボジアで事業を行なうには
国の許認可が下りなければいけない。
それが簡単か否かは分かりませんが、
新参者が慣れない国へ進出する際には
どうしても協力者が必要になります。

すでに進出に成功されたリネットに
協力をお願いすればいい!!

国内のアイス市場は過当競争で
この先セイヒョーが伸びていくのは困難の極み。
だからこの際まだ成長余地の残る
東南アジアに進出して、
アイス業界のナンバー1を目指してほしい。

カンボジアの人口は1600万人。
2030年には2000万人以上になる。
なぜなら平均年齢が20代半ば。
今後人口が伸びるのは必然です。

雪の降らない東南アジアで
アイスクリームの消費が起きないなんて
絶対にありえない。
よって需要は今後も減少しない。

ただし中国や韓国などのメーカーも
そんなおいしい市場を放置しておくわけがない。
日本メーカーしかほぼいない
日本のアイス市場とは違い、
グローバル競争の今日において
他国との戦いは避けようがない。

アイス工場建設には
数億円以上かかるでしょう。

だからもし進出する気があるならば
社運を賭けて挑戦しなければなりません。
それが嫌でしたら1を選んで下さい。

リネットの黒田CEOにも聞いて頂きたい。

「カンボジアと言えばリネット」となれ!!

日本企業誘致のコンサル事業を開始し、
停滞する日本企業のために
その橋渡しの役になる。

ゆくゆくは日本での
ネットリサイクル・都市鉱山は売却し、
カンボジア事業をメインにシフトしていく。
(社名は変えた方がいい)

ビジネスのネタならウジャウジャあることは
現地に行ったのなら分かるはずです。
伸びない事業は早めに売却してしまい、
クライアント企業と協力しながら
カンボジアの経済発展に貢献する。

注意してもらいたいのは
カンボジア企業でない日本企業が目立つと
反日運動になりかねません。
そこは調整しながら。

ますます熱気を帯びる東南アジアにて
アイスを食べながら冷静に考え、
お役御免のガソリン車をリユースする。

現地に派遣されてくる日本人は
「賢いね」と言われよう。

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